眼科の検査について６（ハンフリー視野計）

ハンフリー視野計（自動視野計）

何を検査するの？
見える範囲に異常がないかを調べます

どういうときに検査するの？
１．緑内障
２．視神経乳頭陥凹拡大
３．その他視野欠損を生じる疾患

緑内障では視神経を障害し、視野欠損が生じます。片眼の障害では他眼がその欠損部を補うので欠損に気づくことはありません（初期緑内障）
視野欠損に気づくのは中期から末期といわれていて、早期の発見が望まれます。

緑内障の傾向があるが視野欠損がない場合でも、経過観察として定期的に検査を行い早期発見に努めます

実際は暗室で行われ、片眼を遮蔽し視線はドームの中の中心部から動かさず、周囲のわずかな光を感知できるかどうか検査します。見えたらボタンを押すという自覚的検査になります。
検査時間は片眼、５〜８分くらいです。